前回、自主性について記載しました。
今回は少し違った角度から綴ってみたいと思います。
同じ体験をしていても、どんどん成長して成果結果につなげる方と、なかなか現状に変化を及ぼせず、成果結果が出ない方がいます。
この方々の違いは何だと思いますか?
一番大きな違いは、目の前に起こることをすべて自分ゴト化できているかどうかだと思います。
仕事や勉強、生活していると様々な事象が起こります。中には心が揺さぶられることや、気分が悪くなること、全く自分には責任がなく巻き込み事故みたいなことも起こります。
それらの事象に対し、自分が引き起こしたことだと自らの学び気付きとする方と、自分には関係のない、傍観者として過ごす方がいます。
「縁起」という言葉があるように、すべての起こる事象には意味があるという考え方があります。嬉しいことや楽しいことは自分のこれまで積んできた徳が生じさせたり、悪いことや悲しいこと、困ったことは、自分のへの戒めやアラートだったりする、という考え方です。
「なんか大変そうだな、気を付けよう。」ではなく、この事象はなぜ今目の前で起こったのか、自分自身の固定観念や物事の考え方に対して何か気付きを起こすものなのか、と立ち止まることが必要ではないでしょうか。
賢者は赤子の泣き声からも学ぶ、という格言があります。
賢者とまではいかなくても、自分が存在するすべての場面で自分が主役となって、日々過ごしていきたいですね。